開発実例 - 2 -

PHP & Adobe Flex

原価管理システム

システム概要

生産工程の中、発生する労務費や諸経費といった原価情報を担当者毎に登録・積算し、リアルタイムに原価分析を行うシステムです。

目的

原価管理内容がExcelベースであった点と、各部門ごとに入力フォーマットが異なったため、原価の比較・分析に重要な正確性と即時性の問題を解決する為に開発されました。

特徴

Flashによるインターフェイスで快適な操作感を実現

労務費に直結する製造員の工数を、社内共通の項目に振分け、数値を明確化することで、売価に対する工数が妥当であるか、効率的な作業が図られているか、など、リアルタイムな状況分析を可能にしました。
工数登録については、“全社員”が”毎日“使う部分である事を意識し、シームレスで操作簡単なFlashインターフェイスを採用。入力のストレスを軽減すると共に、誰でも簡単に使い始められるシステムを目指しました。

主要技術およびアプリケーション

OS Webサーバ 言語 DB その他
SUSE Linux Apache2.0 PHP5 Postgre Flex3
ロードバランシング キャッシング
アクセスログ
[レ]フレームワーク
[レ]PEAR
[レ]レプリケーション
[レ]バックアップ
 

機能紹介

Flex3.0を使用したシームレスな操作感の インターフェイス

毎日登録を行う工数登録画面では、出来るだけ登録者のストレスを軽減するため、シームレスな操作感のインターフェイスをFlex3.0で実現しました。
項目を選択時に画面をリロードすることなく、次に選択する項目や一覧内容を切り替えたり、顧客リストの五十音順による「索引検索機能」など、スピーディーで簡単な操作性を実現しています。

JpGraphを使用した原価分析集計機能&ユーザートレーサビリティを実現したログ解析機能

リアルタイム分析を行うことにより、各現場責任者の原価意識の向上に成功。またJpGraphによるグラフ分析機能によって可視性を高め、幅広いユーザに対して操作性をUPしました。
各部門における多数の製造員が活用するため、操作ログの取得および監視機能を実装し、初期導入時の混乱と情報システム部の保守作業を軽減するために大いに役立っています。

特記事項

■使用している技術およびアプリケーション
SUSE Linux / Apache2.0 / PHP5 / Postgre / Symfony /Adobe Flex3.0 / JpGraph
Adobe Flex Builder3 / Eclipse / SI Object Browser ER / Subversion / NetScreen Remote 等


その他開発実例