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株式会社オフィスバスターズ様向けOA機器・オフィス家具リユース事業統合管理システム

株式会社オフィスバスターズ様向けに開発した、中古・新品のOA機器やオフィス家具を扱うリユース事業の基幹業務を一元管理するWebシステム「OBISNEO」の受託開発プロジェクトへの参画実例をご紹介します。

リユース・リサイクル統合業務管理複数店舗・個品管理

仕入から個品在庫、店舗間移動、販売、請求・支払、原価・粗利までを一元化

リユース事業では、同じメーカー・型番の商品であっても、状態、仕入価格、整備に要する費用、保管店舗、販売予定価格などが一つひとつ異なります。また、仕入後の商品が複数の店舗・倉庫を移動し、運送や整備などの追加コストが発生するため、単純な商品マスタと在庫数だけでは、商品の現在地や正確な原価・粗利を把握できません。

さらに、日々の業務は、仕入案件、商品登録、入出荷、店舗間移動、販売、請求、入金、買掛金、支払、会計処理へ連続しています。これらを部門ごとの台帳や表計算ファイルで個別に管理すると、転記や照合作業が増え、在庫・売上・債権債務・会計情報の整合性を保つことが難しくなります。

本システムでは、仕入案件と商品をひも付け、商品ごとの属性・画像・所在・在庫数・原価を管理し、販売後の請求・入金、仕入先等への支払、会計情報までを一つの業務基盤で連携しました。店舗の実務から本部・管理部門の集計、経理の締め処理までを支え、リユース商品の流れと収益を継続的に把握できる環境を構築しています。

  • PHP / Symfony
  • Doctrine / MySQL
  • CSV連携・Excel帳票
  • ロールベース権限管理
仕入・在庫・売上・業績・入出金・帳票・会計の業務領域別に機能を一覧表示するメニュー画面(縮小イメージ)
商品分類・型番・ブランド・ランク・所在店舗などの検索条件と個品在庫一覧を表示する画面(縮小イメージ)

画面イメージ(縮小・一部加工のうえ掲載しています)

開発の背景

OA機器・オフィス家具のリユース事業には、一般的な販売・在庫管理パッケージだけでは扱いにくい、次のような業務特性がありました。

コピー機、パソコン、ビジネスホンからデスク、チェアまで、幅広い商品を共通の仕組みで管理したい

中古品と新品、在庫商品と受注後に手配する非在庫商品を区分して管理したい

同じ型番の商品でも異なる状態、ランク、仕入価格、整備状況、販売予定価格を個別に記録したい

仕入案件と、案件から入荷した複数の商品・仕入経費を関連付けたい

商品が現在どの店舗・倉庫にあるかを把握し、店舗間の移動履歴を残したい

運送、整備、加工など仕入後に発生する費用を商品原価へ反映し、商品ごとの粗利を正確に把握したい

複数の役割を持つ取引先を一元管理し、販売を請求・入金へ、仕入や経費を買掛・支払へつなげたい

店舗、部門、担当者、商品カテゴリ別に売上・原価・粗利を集計したい

月次締め後のデータ変更を制御しつつ、既存データの移行やCSVでの効率的な登録も行いたい

当社は個別の入力画面を作るだけでなく、商品が仕入から在庫、移動、販売、入出金、会計へ流れる業務全体を整理し、現場で登録した情報を経営・管理情報まで一貫して活用できる仕組みとして設計しました。

仕入・個品登録から、在庫・移動・販売、会計連携まで

システムの主な機能

※掲載している画面は、お客様向けに開発したシステムの画面イメージです。守秘のため縮小・一部加工のうえ掲載しています。

FEATURE 01

仕入案件・仕入商品管理

仕入案件ごとに、仕入番号、案件名、仕入先、搬入先、担当店舗・部門、担当者、仕入日、備考などを登録します。一つの仕入案件には複数の商品と仕入関連コストをひも付け、案件単位の情報と個々の商品を分けて管理。中古オフィス家具の一括仕入や、移転・入替に伴う複数商品の入荷など、商品点数が多い案件にも対応します。取引先や搬入先の情報を再利用し、仕入登録から入荷・在庫管理へ連続して処理できる構成としました。

仕入番号・仕入名・設置元・仕入先・店舗部署・担当者・仕入日などを案件単位で登録する画面(縮小イメージ)
仕入案件の登録画面(イメージ)。案件単位の情報を登録し、商品・コストをひも付けます
FEATURE 02

商品情報・画像・状態管理

商品ごとに固有の商品番号を付与し、大分類・中分類・小分類、メーカー・ブランド、型番、シリーズ、カラー、商品ランク、寸法、重量、数量単位、入荷日、販売予定価格などを管理します。商品画像は最大3点登録でき、中古品の状態や外観を画面上で確認可能。同一型番の商品でも、状態、所在、原価、販売予定価格が異なる個品として識別できるため、リユース商品に適した情報管理を実現しました。

FEATURE 03

在庫・非在庫商品管理

店舗・倉庫別に、商品の入荷数量、実在庫数、現在の所在、販売状況、最終入荷日などを管理します。商品番号、カテゴリ、メーカー、型番、ランク、所在店舗などの条件から在庫を検索し、対象商品の詳細や原価を確認可能。在庫を保有して販売する商品だけでなく、販売が決まってから仕入・手配する非在庫商品にも対応し、異なる販売形態を同じシステムで扱いながら、在庫商品の数量に影響させない設計としました。

商品分類・型番・ブランド・ランク・所在店舗などの検索条件と、商品番号・数量・販売予定単価・コストを含む個品在庫一覧を表示する画面(縮小イメージ)
商品在庫照会画面(イメージ)。商品属性による検索と個品単位の在庫一覧を確認できます
FEATURE 04

店舗間移動・入出荷管理

商品を店舗・倉庫間で移動する際に、移動元、移動先、対象商品、数量、移動日、目的、担当部門・担当者を登録します。移動前後の所在と在庫数を更新し、いつ、どこから、どこへ移動したかを履歴として記録。移動時に発生する運送費などのコストも商品に関連付けます。入出荷一覧、在庫移動表、備品管理台帳などの帳票を出力し、店舗での在庫確認と管理部門の集計を支援します。

FEATURE 05

販売・売上管理

販売案件ごとに、販売番号、販売先、請求先、担当店舗・部門、担当者、販売日、入金予定日、支払方法、出荷日などを管理します。販売する商品を在庫から選択し、販売数量、単価、値引き、税区分、売上金額を登録。販売確定後は在庫数と販売状態へ反映し、請求・入金処理へ情報を引き継ぎます。新品、中古品、非在庫商品などの販売形態に対応し、商品情報と売上情報を分断せず管理できるようにしました。

商品・販売店舗・得意先・出荷日などから売上を検索し、売上合計・粗利合計と販売明細を確認・承認する画面(縮小イメージ)
売上検索・承認画面(イメージ)。売上・粗利の合計と販売明細を確認し、承認処理を行います
FEATURE 06

取引先申請・取引先マスタ管理

得意先、販売先、請求先、仕入先、協力会社、紹介元など、取引先が持つ複数の役割を一つのマスタで管理します。名称、住所、連絡先、担当者、締日、支払条件、金融機関情報など、取引に必要な情報を保持。店舗からの取引先申請と管理部門による確認・承認にも対応し、重複登録や確認漏れを抑えながら、承認済みの取引先情報を仕入、販売、請求、支払で共通利用できます。

FEATURE 07

商品別原価・粗利管理

商品本体の仕入価格に加え、運送、整備、加工、梱包など、仕入後に発生する各種費用を商品単位で管理します。複数の商品に共通して発生した費用は、対象商品へ配賦し、それぞれの在庫原価へ反映。販売時には、販売価格と商品原価から粗利を算出します。後から追加・確定した費用も追跡でき、単なる売上高ではなく「どの商品・店舗・担当者が、どれだけの利益を生み出したか」を把握できる仕組みとしました。

FEATURE 08

請求・売掛・入金管理

販売情報を基に請求データを作成し、請求書、入金予定、入金実績を管理します。販売先と請求先が異なる取引にも対応し、請求番号、請求日、入金予定日、入金方法、金額、残額などを確認可能。入金確定時には対象となる請求・売上との対応を記録し、売上登録から入金確認までをつなぐことで、請求漏れや消込状況を把握しやすくしました。

FEATURE 09

買掛・支払・相殺管理

仕入先や経費の支払先ごとに、支払請求書、請求日、支払期限、税額、支払予定額、支払実績を管理します。管理部門・経理による確認や会計承認にも対応し、支払対象を確定して処理。同一の取引先に対して売掛と買掛が発生する場合の相殺や、金額調整も記録します。仕入・経費情報と支払情報を関連付け、債権・債務を別々の台帳で照合する作業を軽減しました。

FEATURE 10

売上・粗利・業績分析

売上、原価、粗利、販売件数などを、店舗・部門、担当者、商品カテゴリ、対象期間別に集計します。部門別売上実績表、売上粗利表、粗利ペース表、担当者利益ランキング、商品カテゴリ別業績一覧などを提供。売上予算も店舗・部門別に登録し、実績との比較に利用できます。日々の取引データを改めて集計し直すことなく、管理者や経営層が業績を確認できる環境を整えました。

FEATURE 11

業務報告・営業活動管理

担当者の日々の業務報告を登録し、問い合わせ、商談、販売、訪問、フォローなどの活動状況を集計します。売上実績だけでは見えにくい行動量や進捗も把握でき、店舗・部門の業務管理に活用可能。商品・販売・担当者情報と同じシステム上で管理することで、営業活動と実績を関連付けて確認できる構成です。

FEATURE 12

会計情報出力・月次締め管理

仕入、販売、経費、入金、支払から会計処理に必要な情報を生成し、会計連携用データとして出力します。業務データから会計情報を作成することで、経理部門での再入力や転記を削減し、数値の整合性を保持。月別ロック機能により、締め済み期間のデータ変更を制御します。締め後に判明した追加原価や調整についても専用データとして管理し、過去月の実績と現在の会計処理を適切に扱えるようにしました。

FEATURE 13

CSV取込・Excel帳票出力

仕入商品と販売商品をCSVファイルから一括登録できます。商品番号、カテゴリ、型番、メーカー、ランク、入荷日、所在店舗、販売数量、販売単価などを確認し、不備がある場合は登録前にエラーとして通知。在庫一覧、入出荷一覧、在庫移動表、売上粗利表、支払関連資料などはExcel形式で出力します。既存業務で使用していた帳票やデータを活かしながら、入力と集計の効率化を実現しました。

販売商品CSVファイルを指定して一括登録する画面。取込データの並び順・形式のルールも案内(縮小イメージ)
販売商品CSV取込画面(イメージ)。商品点数の多い案件もCSVから一括登録できます
FEATURE 14

利用者・権限・マスタ管理

店舗担当者、管理部門、経理担当者、システム管理者など、利用者の役割に応じて表示メニューと操作権限を制御します。ログイン履歴や利用状況も記録し、重要な仕入・販売・会計情報を適切な範囲で取り扱えるようにしました。商品カテゴリ、メーカー、型番、ランク、カラー、原価区分、税区分、勘定科目、店舗・部門、利用者などはマスタとして管理し、事業や取扱商品の変化に合わせて運用側で選択肢を追加・変更できる構成です。

仕入・在庫・売上・業績・入出金・帳票・会計の業務領域別に機能を一覧表示するメニュー画面(縮小イメージ)
機能一覧画面(イメージ)。利用者の権限・所属に応じた業務メニューを表示します

導入によって実現したこと

01

リユース商品の個品管理

同じ型番でも状態や原価が異なる商品を一点単位で管理し、画像、ランク、寸法、所在、販売予定価格をすぐに確認できるようにしました。

02

仕入から販売・会計までの一元化

仕入案件、商品、在庫、移動、販売、請求、入出金、会計情報を関連付け、部門間の転記と照合作業を減らしました。

03

複数店舗の在庫と移動履歴の可視化

商品の現在地と在庫数、過去の店舗間移動を把握し、在庫確認や販売店舗への商品手配を行いやすくしました。

04

商品別原価・粗利の精度向上

仕入価格だけでなく、運送・整備等の追加コストを商品へ反映し、販売時の実態に近い粗利を把握できるようにしました。

05

債権・債務管理の効率化

売上から請求・入金、仕入・経費から買掛・支払までをつなぎ、未入金・未払・相殺・調整の状況を確認しやすくしました。

06

店舗・担当者・カテゴリ別の業績把握

日々の取引データから売上、原価、粗利、予算達成状況を集計し、経営判断や店舗運営に活用できる情報を提供しました。

07

締め処理と会計連携の確実性向上

経理承認、月別ロック、会計情報出力を設け、現場の業務データと会計処理の整合性を保ちやすくしました。

08

大量データ登録・帳票作成の省力化

CSV一括取込とExcel帳票出力により、商品点数の多い仕入・販売案件や定型的な管理資料の作成を効率化しました。

開発で重視したポイント

商品数ではなく「一つひとつの商品」を追跡する設計

リユース商品は、同じ型番を同一在庫としてまとめるだけでは、状態や原価の違いを表現できません。本システムでは商品番号を軸に、仕入元、状態、画像、入荷日、所在、移動、追加コスト、販売情報を一貫して管理しました。個品ごとの履歴を保持することで、在庫確認、問い合わせ対応、販売判断、原価確認を同じ情報から行えるようにしています。

追加コストを最終的な粗利へつなげる仕組み

商品の収益性を正しく判断するには、仕入価格だけでなく、運送、整備、加工、移動などの費用を含める必要があります。仕入案件・商品・店舗間移動で発生するコストをデータとして保持し、在庫原価と販売粗利へ反映する仕組みを構築しました。

店舗業務と本部・経理業務を分断しない構成

店舗では仕入、商品、移動、販売を素早く登録できることが重要である一方、本部・経理では承認、請求、入出金、締め、会計連携が必要です。各担当者に適した画面と権限を用意しながら、同じ取引データを後工程まで引き継ぐ構成としました。

リユース事業固有の例外を含めた業務設計

在庫販売と非在庫販売、新品と中古品、販売先と請求先の違い、複数商品にまたがる共通コスト、売掛・買掛の相殺、締め後の追加原価など、実務ではさまざまな例外が発生します。標準的な販売管理の流れだけでなく、実際の運用に必要な分岐と調整処理をシステムへ組み込みました。

現場の入力を業績・経営情報へ活用

店舗や営業担当者が登録した仕入・販売情報を、売上粗利表、担当者利益ランキング、商品カテゴリ別実績、部門別予算実績などへ連携しました。管理資料を作るための再入力を減らし、日々蓄積されるデータを経営判断に活かせるようにしています。

既存資産を活かした段階的なシステム移行

既存システムの商品カテゴリ、メーカー、取引先、店舗、社員、仕入、在庫、販売等のデータを取り込む仕組みを用意しました。CSV入出力や既存帳票の形式も活用し、業務を継続しながら新しいシステムへ移行できるよう配慮しています。

システム概要

お客様
株式会社オフィスバスターズ様
システム名
OBISNEO
システム種別
OA機器・オフィス家具リユース事業向け統合業務管理Webシステム
開発形態
個別要件に基づく受託開発プロジェクトへの参画
対応業務
取引先申請、仕入案件、商品・画像、在庫・非在庫、店舗間移動、販売、請求・入金、買掛・支払、原価・粗利、予算・業績、会計連携、月次締め、帳票・マスタ管理
主な取扱商品
中古・新品OA機器、コピー機、プリンター、パソコン、ビジネスホン、トナー、オフィス家具、デスク、チェア、書庫、ロッカー、テーブル、パーティション等
主な利用者
仕入担当者、店舗・営業担当者、在庫・物流担当者、本部管理者、経理担当者、経営・管理部門、システム管理者
主な技術要素
PHP、Symfony、Doctrine、MySQL、HTML/CSS、JavaScript/Ajax、CSV連携、Excel帳票出力、商品画像管理、ロールベース権限管理

同様の課題をお持ちの企業様へ

仕入から個品在庫・販売・原価・会計連携までの一元管理をご提案します

当社では、リユース・リサイクル事業、卸売・小売、複数店舗・倉庫を持つ企業に向けて、仕入、個品在庫、移動、販売、原価、債権債務、会計連携までを一元管理する業務システムを受託開発しています。

「中古品を一点単位で管理したい」「商品の状態・画像・原価・所在をまとめて確認したい」「運送や整備の費用を商品別の粗利へ反映したい」「複数店舗の在庫移動を追跡したい」「店舗の販売実績を請求・入出金・会計までつなげたい」「既製パッケージでは自社独自の仕入・販売ルールに対応できない」といった課題がありましたら、現在の取扱商品、拠点、業務フロー、原価計算、承認・締め処理、帳票を整理し、実務に合った仕組みをご提案します。

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